DANCE AND MEDIA 2004
ジョセフ・ハイド 
ワークショップ in 京都
2004/08/11-12

2004/8/11-12
会場:京都造形芸術大学スタジオ21

ジョセフ・ハイド
メディア・パフォーマンス・ワークショップ


主催:京都造形芸術大学・舞台芸術研究センター

DANCE AND MEDIA 2004 in KYOTO
ジョセフ・ハイド メディア・パフォーマンス・ワークショップ/京都

8月11日、12日の2日間、京都造形芸術大学にて、ジョセフ・ハイド氏によるワークショップが行われました。京都造形芸術大学は、古典芸術と近代芸術をミックスさせることを目指した大学。歌舞伎の出来る劇場が学内にあったり、各所にギャラリースペースがあったり、と、なにしろ作って、見て、発表することができます。
今回DANCE AND MEDIA JAPANでは、MAX/msp、Jitterなどを使って、パフォーマンスについて考えてもらうようなワークショップを展開してきました。

講師:ジョセフ・ハイド、松尾邦彦(CM Process)、飯名尚人

ジョセフ・ハイド氏による作品紹介
まずは、参加者の自己紹介!
京都はもちろん、大阪、名古屋からも参加。
片道2時間以上かかる人も来てくれました。

ジョセフ・ハイド氏による作品解説とMAX/MSPのすごく簡単な説明。今回、ジョセフは独自のVJソフト「AViator(アヴィエイター)」を配布用にアレンジして「Babyator(ベビエイター)」を作成。
5グループに分かれて、早速作品制作開始。
ジョセフ氏と松尾氏は、それぞれのグループを歩き回って個別指導。なにしろ参加者からの要望を実現すべく、講師も頭をひねる…。

 

松尾邦彦氏、山田氏(通訳)、ジョセフ・ハイド氏

ジョセフ・ハイド氏
「通常、こういうワークショップは2週間くらいの時間をかける。2週間かけて、出来る作品時間は2分程度のものだ。今回は2日間しかないから、作品の完成度は気にしないで、まず自分たちで何がしたくて、何ができるのかを試してほしい。」

  最終日の参加者によるデモンストレーションでは、時間があれば作品化できるくらいのクオリティーのものも多い。

MAX/MSP、Jitterなどのプログラムを使ったワークショップでは、パソコン教室のようなワークショップになりがちですが、最終的にはパフォーマンスとして「何を表現したいのか」というところが重要になります。このワークショップをキッカケに、メディアとアートのよりよい関係を目指してほしいと思います。

デッキで時間を潰す松尾氏。
帰りの新幹線の時刻ギリギリまで打ち上げに参加!最高の「交流の場」!
レクチャーよりも飲み会トークが得意な松尾氏と飯名氏は、案の定、乗る電車を間違える。
ジョセフ氏は京都の残って、観光。



*このワークショップを主催していただいた「京都造形芸術大学・舞台芸術研究センター」スタッフのみなさん、コーディネートしてくださった酒井徹さん、参加者のみなさん、お手伝いしてくれた学生のみなさん、どうもありがとうございました。