|
ダンスと映像との関わりを模索するために、リアルタイムに生成されるデータをインスタレーションにすることを体験するワークショップ。
講師には、ウィリアム・フォーサイスの振り付けCD-ROMで有名なクリスティアン・ツィーグラー氏。彼はこのワークショップのために来日し、参加者にそのテクニックと表現方法を公開。
また、国内でもまだあまり知られていないリアルタイムエフェクトソフト「ISADORA」http://www.troikatronix.com/を導入し、初心者でも難しい操作によるストレスなく、表現そのものを模索・探求することができました。
参加者は3グループに分かれ、それぞれのアイディアと特技を生かした作品を制作。最終日にはその作品を体育館で発表。
その結果報告を紹介します。 |
|
会場:豊島区旧千川小学校
(会場協力 豊島区千川小学校利用者協議会)
閉校となった小学校を借りてワークショップを開催。
3つの教室で参加者がグループワークを行った。
音楽室は、講師であるツィーグラー氏のカンファレンスルームとなりました。
|
▼4月15日18:00-21:30 |
1)クリスティアン・ツィーグラー氏によるレクチャー
これまでの作品の紹介。ウィリアム・フォーサイスのCD-ROM、狂言のDVD-ROMなど。そして、今回使用するソフト「ISADORA」の紹介。「ISADORA」を使った作品やMAX/MSPを使った彼の舞台作品などを上映。 |
|
2)参加者の自己紹介
参加者は、ダンサー、映像作家、プログラマー、建築家、花火師、歌手などさまざま。
1人5分程度の自己紹介では、それぞれの自分の考えや作品を公開し、それについて会場からは質問などもありました。ツィーグラーさんは全員の参加者の自己紹介を細かくメモし、その都度色々なアイディアを提案。 |
|
|
|
▼4月16日13:00-22:00 |
1)クリスティアン・ツィーグラー氏によるレクチャー
Real Time Presenceを可能にするソフトウェアの紹介。Max/Msp,ISADORAなど。
2)「ISADORA」の使い方講習会
3台のMAC G4にインストールされた「ISADORA」を使って、いろいろな効果を実際に操作してみます。 |
|
|
|
▼4月17日-18日
13:00-22:00 |
3グループに分かれて、各教室でグループワーク開始。
作品のコンセプトや演出効果などをディスカッションしながら、進めます。ツィーグラー氏は、教室内を見回りながら指導。 |
|
|
|
▼4月19日
13:00-22:00 |
体育館で作品発表。機材の設置、リハーサルなど全て参加者が行います。 |
|
|
|
▼体育館の風景
|
クリスチャン・ツィーグラー氏の作ったQuickTimeVRの画像をみることができます!
写真をクリックするとダウンロードされます。
http://www.movingimages.de/dance-media/
|
|
|
▼発表会
|
A,B,Cの3グループが、15分の作品を発表。 |
A
B
C
|
|
各作品とも短い制作時間といろいろな制約のあるなかで、15分の作品を完成させました。
|