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「マムシュカ」とは・・・

ダビデ・テルリンゴがアイルランドで始めた試み

アイルランド・リムリック市で始まった「マムシュカ」は、小規模なパフォーマンスイベントとして2ヶ月に1回開催され、毎回さまざまなパフォーマーが出演します。
パフォーマンスを見ながらドリンクを飲んだり、おしゃべりをしたり、という雰囲気で、舞台芸術中心のクラブイベントという感じです。出演する内容は、実験的なものであったり、製作途中の作品のデモンストレーションだったり、通常の劇場では見られない作品ばかりです。現在では、各国でこの「マムシュカ」が広まっています!
このオリジナルの「マムシュカ」のフォーマットをそのまま使い、各国で開催していくことを目的としています。
ダビデ・テルリンゴダビデ・テルリンゴ
「マムシュカ・ナイツ」は、劇場でパフォーマンスを見るという概念に違った視点を提示しています。「マムシュカ・ナイツ」のコンセプトは、形式ばらないこと、安いコストと演出された環境でユニークなフォーマットを構築して、イベントのネットワーク作っていくことです。
そして、このネットワークは、文化的で芸術的な交流を促進しようとします。
「マムシュカ・ナイツ」は、イタリア人アーティスト、キュレーター、ダビデ・テルリンゴによって2004年に考えられたコンセプトです。アイルランド・リムリック市のダグダ・ダンスカンパニーのスペースにて、このプラットホームは開始され、開発されてきました。
3年間のリムリック市での開発とイベントの成功は、国際的なMamuska Nights Networkの発展に繋がりました。

「マムシュカ・ナイツ」が開催される各々の都市では、ローカル判断な基準をつくって、各々の都市プログラムを演出し、作品をセレクトする、異なるキュレーターがいます。
ダビデ・テルリンゴの総合ディレクション下で、このネットワークはリーズ(2006年12月の英国)のヨークシャー・ダンスセンターでもスタートし、その成功の後、Dance and Media Japanと協力して、2007年3月7日に「マムシュカ/東京」をスタート(2008年よりアサヒアートスクエア主催)。

現在では、ダブリン・フリンジフェスティバルと「マムシュカ/ゴールウェイ」と協力して「マムシュカ/ダブリン」もスタートします。地元および国際的なアーティストと様々な組織の間で連続体をつくるために、Mamuska Nightsは発展していきます。

世界各国で開催される「マムシュカ」は、以下の条件に沿って開催されます。

■各パフォーマンス、10分間以内
■各パフォーマンスの転換は5分以内
■次々とパフォーマンスが続くこと
■上演する作品は、実験的なもの、ワーク・イン・プログレスとしての発表、映像上映など。作品のトライアルとしての参加も可能です。製作中の作品のデモンストレーションとして出演することもできます。
■パフォーマンスの解説、説明はありません。すぐにパフォーマンスをして頂きます。
■会場は、DJやサウンドアーティストによって音楽で満たされ、インスタレーションなどが展示されていることもあります。
■劇場のような座席はありません。
■オーディエンスは、おしゃべりしながら、歩き回りながら、気楽にパフォーマンスを楽しむことができます。
■バー、カフェが用意されています(ドリンクは有料です)。
■入場無料です

LINK

■マムシュカ公式サイト http://mamuskanights.net/

■公式ブログ http://mamuskanights.blogspot.com/

[マムシュカ ネットワーク]
■企画・ディレクター ダビデ・テルリンゴ
■日本キュレーター 飯名尚人/Dance and Media Japan

■パートナー
ダグダ・ダンス・カンパニー (Limerick)
ヨークシャー・ダンス・センター (Leeds)
ダブリン・フリンジ・フェスティバル(Dublin)
ゾディアック・センター・フォー・ニュー・ダンス(Helsinki)
The Firkin Crane (Cork)
Dance and Media Japan (東京)
アサヒ・アートスクエア(東京)
MIYAZAKI C-DANCE CENTER (宮崎)