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コンセプト
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目的は、Re-Mediation。
ダンス、パフォーミングアーツと他のメディアとのコラボレーションを仕掛け、人的なネットワークを使って次世代の芸術の在り方を考えます。
組織そのものが「メディア(媒介、仲介)」として活動し、ニューメディア、ニュージェネレーションの発信源のひとつとなることが目的です。
「Re-Mediation=再度仲介し、既存のスタイル同士を別のアプローチで仕掛け、そこに生じた化学反応を文化的に楽しむ」ことを目指します。
プロデューサー&ディレクターで編成される我々にできることは、「場」としての機能を劇場や美術館などの空間的な場の設計以前の、『情報としての場の設計』を行うことです。
さまざまなマネージメントや思想的な方法論に関する新たな認識・展開はあるものの、実際の流通モデルはまだまだ開かれたものではありません。
特に芸術分野での情報交流は、メジャーなものだけのごく一部の整理された情報のみか、ごく一部のコミュニティーによるものが多く、
現在世界中で同時多発的に巻き起こりつつあるムーブメントを予知し、そこに向かい、場を共有できるディレクションとマネージメントのモデルがありません。また、情報をアーカイブする以前に、その情報をいかに使い、いかに展開し発展させるか、という本来の機能を活用していかなくてはいけません。
なぜならば、情報は秒単位で刻一刻と変化し、その変化にともない環境や思想も変容していくからです。
アートにおける「メディア」というジャンルは、とりわけ「ビデオ」「DTM」「プログラム」「インターネット」などを指すことが多くなっていますが、
我々の目指す「メディア」は、「人が為すべきコミュニケーション」「人が発する存在感」です。 単に作品作りだけの目的には至らず、
その作業の中で関わる人々の「感性と人間性」をも高めることがお互いにできれば、
我々は「メディアとしての身体」を実現することができるでしょう。こうした人々と出会い、出会わせ、
自らもそうした有用な人材として社会に貢献するために、
情報としての「場」を作り、Re-madiation(再度仲介)していくことが必要なのです。
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活動指針
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国内外問わず、芸術的強度の高い作品、実験的且つ先駆的な発想を持つ作品などをプロデュース、紹介する。
先駆的なデジタル・テクノロジー、メディア・リテラシーを持ったアーティストを招聘し、プレゼンテーションやワークショップの場を作る。
デジタルメディアを利用した情報公開やコンテンツ制作を促進する。
上記の活動が存分に反映されたフェスティバル/イベントを開催し、社会に必要な存在であることを認知させていく。
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