2010.06.18 京都精華大学 GARDEN


MOVIE×DANCE~映画で観るダンス作品~
ウルティマ・ヴェスの『here after』上映!



京都精華大学/公開講座 ガーデン





2010年6月18日(金) 19:00〜21:00( 無料・事前申込み不要)
会場:京都精華大学


『here after』 2007年/65 分/日本語字幕入り/解説・トーク付き
日本ではなかなか鑑賞することのできない、ベルギーのダンス・カンパニー“ULTIMA VEZ(ウルティマ・ヴェス)”の作品、『here after』(07年)を上映します。ダンス作品を映画化した、完成度の高い映像作品です。トークでは、長年イニャーキ・アズピラーガ(ウルティマヴェス演出補佐)の日本国内各地にて、コンタクトパートナリングのアシスタント兼通訳を務めている j.a.m.森井淳氏と同じく j.a.m.演出家の相原マユコ氏をゲストに迎え、舞台と映像について語ります。


ウルティマヴェスはベルギーを代表するダンスカンパニー。今回上映する映画『here after』は、2004年の舞台作品「puur」を映画化したもので、その中身は単なる舞台記録ではなく、映画としてリメイクされた65分の大作。監督はウルティマヴェスの演出家、振付家のヴィム・ヴァンデケイビュス。振付家自らが映画監督として、舞台作品の映画化を実現。


「この作品には「物語」があります。ダンスだけでは表現できない世界を映像で爆発させ、エネルギッシュなダンスとロックミュージックが絡み合う。何しろカッコいい。ダンスと映像の関わりを見事に作品にした名作!」 ――――― 飯名尚人


ULTIMA VEZ   http://www.ultimavez.com/


[トーク ゲスト]
相原 マユコ AIHARA Mayuko(j.a.m.Dance Theatre 演出・振付)
森井 淳 MORII Jun(j.a.m.Dance Theatre ダンサー・振付アシスタント)
2002年ダンスシアターカンパニーj.a.m.Dance Theatreを結成。関西を中心に、東京、横浜、韓国、ポルトガルなどで数々の作品を発表。2005年度よりアイホール「Take a chance project」に選出され、新作公演 の機会を与えられる。ここ数年は公演活動のみならずワークショップやクラスの実施にも精力的に取り組んでいる。今、生きている自分の感覚を大切に、観客をはじめ、そこに関わるもののイマジネーションをかき立てる作品づくりを目指す。
j.a.m.Dance Theatre  http://www.jamdt.com/


西 光一 NISHI Koichi( 京都精華大学 芸術学部 映像コース講師)
摩美術大学美術学部デザイン学科卒業。筑波大学大学院芸術研究科、ニューヨーク大学大学院TISCH/ITP修了。文化庁、POLA美術振興財団の助成を受け、米国、オランダで活動。文化庁メディア芸術祭優秀賞(00年)、PrixArsElectronica入賞(01年)など受賞。